古希のお祝いは-

古希祝いに紫色と安らぎと

古希祝いに紫色と安らぎと

長寿のお祝いにはそれぞれにテーマカラーが存在します。還暦のお祝いでは「赤色」がキーワードですが、古希では、「紫色」がキーワードとなります。では、なぜ「紫色」なのでしょう。

実は紫色は、古くから特別な意味を持つ色と考えられてきました。たとえば、聖徳太子の時代。貴族の冠位は紫色が最上位の地位を表す色でした。僧侶でも紫の衣を身につけることができるのは最高位の僧侶に限られていたほど。その後、こうした考え方は一般にも広がり、紫は気品や風格を備えた色として尊ばれるようになっていきました。

また紫色は、心と体のいやし効果がある色。先人達はそれを経験から知っていて、不安な気持ちの時には身近に紫色のものを置いていたといいます。だから、古希のお祝いには、長寿への敬意といたわりの心が込められた紫色をキーワードにお祝いを。

もちろん、絶対紫色じゃないといけない、ということはありません。カラーにこだわらなくても、その「敬意・いたわり」の心を大切にしてお祝いをしましょう。

家族でお祝いする際にあげるプレゼントについては、お花やお菓子、お酒などが定番となっています。特にお酒は今「名入れ酒」といって名前とメッセージをラベルに入れることができる商品が人気です。

いつでもあげることができるようなありふれたギフトよりも、この古希のお祝いだからこそプレゼントできる特別なギフトをチョイスしてあげてください。

-古稀にして生涯一度の海外旅行――志賀直哉-

初めての海外旅行

文学好きの方でなくても、その名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。私小説の神様とも呼ばれる文豪・志賀直哉。実は、彼の初めての外国旅行体験は古稀を祝う記念旅行でした。この時、ある新聞社が旅費の提供を申し出たのを断わり、あまつさえ餞別までも断わったというのは、頑固で清廉な明治人気質の志賀直哉らしいエピソードです。

その上、当の新聞社が紙上に連載した、記者による道中記の内容が“面白くするためのでっち上げ”だったことにも怒り心頭。旅を終えての帰国後、疲労と称してそのまま自宅にこもり、件の新聞社の人間とは会おうともしなかったとか。その清々しいまでの頑固さはさすがといえます。

長期旅行からの帰国

しかし、その一方で、当初は半年以上をかけて欧州各地を周る予定だった旅行を半分ほどの3ケ月で切り上げて(それでも、忙しい現代社会から見れば充分に長期旅行ですが…)帰国した理由は、実はホームシックになってしまったからだとか。生涯に最初で最後の海外旅行は、世界が認める文豪といえども、なかなか刺激的な経験だったようです。

古希祝いでお悩みの方へ

古希祝いにピザ

先日は、同居する義父の古稀のお祝いでした。この古希のお祝いに際し孫に当たる娘達と一緒にお祝いの用意を考えました。まずは本人の好きなもの、喜びそうなものや必要なものをリサーチして準備を開始したのですが、重要と思われる点は本人に使用可能であるというところです。

古希のお祝いに靴

そこで最近履いている靴が歩きにくそうだということがわかり、転びにくく、軽い靴をプレゼントしようということになりました。そこで最初に行ったのはサイズのチェックです。後はお店で脱ぎ履きが簡単なモデルをいくつか見せてもらい、普段好きな色を選んで購入しました

そして次に行ったのは食事の用意です。このみが決まっていてレストランを予約する場合には、座りやすい場所や食べやすいメニューを選べば良いでしょう。我が家の義父はこのみが決まっているのと、孫娘達が手作りしたいという強い意向があったので、自宅にて用意することになりました。

古希祝いにピザ

まずは飲み物。これはいつものワインより少し高価なイタリア製のスパークリングワイン「スプマンテ」(シャンパンより大分安いけれど)に変更。

さらにずっと食べたがっていたけれど固すぎたピザを柔らか目に出来上がるように水を多めに入れ、発酵して低い温度のオーブンで焼きました

このピザはふっくら出来上がり大成功!あとは大好きなお菓子です。とにかく義夫は甘いものに目がなく、チョコレート系のお菓子も大好きなのですが、これからも長生きしてほしいという気持ちもしっかり込めて、ティラミスを手作りすることにしました。

柔らかく冷たいデザートなので、ピザとの相性も良く、ティラミスというチョイスもばっちりだったなと思います。

さて当日になり、皆で食事をしましたが、ピザも手作りティラミスもすごくおいしくできており、義父もかなり喜んでくれました。またスプマンテもほどよい甘みがあってスッキリと飲めるのが良いと大好評でした。

その食事の後にプレゼントの靴を渡すと、こちらも万遍の笑顔で喜んでくれ、さっそくその靴で散歩に出かけていました。

今回お金をかけて豪華な食事やプレゼントをしてあげれたわけではなく、できる限りのささやかなプレゼントや食事でお祝いということになりましたが、お祝いの盛大さというよりも、一番大事なのは気持ちなのではないかとも感じました。

心がこもっていれば必ず相手に伝わると思いますので、要は何を渡すかではなく、どのようにもてなすかということを大切にして、これから先の長寿のお祝いも準備を進めたいなと思っています。

70歳の古希に贈る古希祝いとは

古希のお祝いに和食

長寿と医療の進歩

現在の日本においては、ずいぶんと長生きができるような時代になっています。

この理由については、真っ先に医療の進歩が挙げられると思いますが、それに加えもともと日本は和食という栄養バランスの良い食事が日常食ですので、基礎的にある健康的な食事に「食のバリエーションが増えた」ことで、よりいろいろな栄養を摂取できるようになった、ということも要因の一つといえるでしょう。

平均寿命も80歳以上になっているために、60歳の定年退職後も元気に過ごす人たちをよく見かけるものです。ですから、リタイアをしたとしても人生はまだまだ長いのです。

日本の慣習の中で、長寿というのはまわりで祝うべきものであって、それぞれの家庭で長生きをしていることに対して身近な人がお祝いの機会を作ってくれることが多いのです。

60歳では還暦、70歳では古希、77歳では喜寿、88歳では米寿、90歳では卒寿などがあります。平均寿命よりも長く生きることができればいいのですが、70歳という区切りでもお祝いの会を催したりするものです。

古希の祝い方

古希のお祝いに和食

古希には、家族や親戚・友人などが集まり古希祝いとして食事会をしたり、お祝いの品を用意したり特別なことをしていくことになります。

これはタイミングとして数えで70歳、満では69歳で行うものですが、通常誕生日の前後や敬老の日などに行うことが多いのです。

その際にはお店で本人が好きな料理を食べたり、自宅でお祝いの会を開いたり、それぞれの家庭で異なるのですが、そのときには贈り物を用意したりするのが一般的です。

古希の贈り物

古希の贈り物

贈るものの色としては、古希のイメージカラーが「紫色」と決まっていますので、そういった色合いの商品を選ぶのもいいでしょう。

男性でお酒好きな方にはお酒や器など、特注品が喜ばれますし、女性ではお花や普段見につけることができるようなものも喜ばれます。

また、ある程度の予算が取れるようなら、旅行をプレゼントするというのもいいでしょう。日ごろの感謝の気持ちをこめて、少しでもゆっくりと休むことができるように温泉旅行や海外旅行など、少し費用はかかるのですが、思い出に残るようなプレゼントをするといいでしょう

今までの労をねぎらう意味からもお金を惜しむことなく、お祝いをしていきたいものです。

そして、これからも長生きしてほしい、という気持ちとこれまでの感謝の気持ち、どちらもしっかり伝えるということが重要になります。

古希とは?古希祝いとは数え年で70歳を祝うこと

古希祝いは70歳

古希祝いは70歳

古希とは、数え年で70歳のことです。ですから古希祝いとは、その歳を迎えられた方をお祝いすることになります。

これまで長く生きてこられたことを喜びつつ、これから先も心身共に元気で、健康でいられることを家族や親戚、友人などでお祝いすると言う意味合いが込められています。

日本の伝統の慣例ということで身構えてしまいがちですが、特別古希祝いだからと言って絶対にこれをしなければならないと言うことはありません。

だからこそ反対に言えば、様々な工夫をして、オリジナリティーある特別なお祝いすることができます

お祝いに工夫を加えるというところで、まず取り掛かれるのがプレゼントの用意です。何を贈れば良いのか迷った場合は、古希を迎えられるご本人に聞いてみるのがいちばんです。

ご本人は遠慮されるかもしれませんが、ここはせっかくのお祝いなので、できるだけ遠慮せず、本音を答えてもらえるように努力するのが望ましいです。

古希には紫色の小物を贈る

ちなみに一般的には、古希を象徴する色が紫色であるため、紫やラベンダーの色をとりいれた物を贈るのが良いとされています。

ですから普段の生活の中で使えるようなものであり、古希カラーの紫色を取り入れた衣類や小物類、和食器などを選ぶと良いかもしれません。

そうした物に、古希を迎えられた方の名前などを入れれば、特別感が増し、より古希祝いのプレゼントとしてはふさわしい物になることが期待できます。

そちらについては、ネットショップで「名入れギフト」という商品が販売されていますので、ぜひ検索されてみてください。

また物を贈るのではなく、体験や思い出を贈ると言うのも最近では増えてきているようです。

たとえば、贈られた本人が希望の商品を選ぶことができるカタログギフトをプレゼントしたり、旅行をプレゼントしたりすると言う具合です。

また離れて暮らしている家族などの場合でしたら、これを機に一堂に集まり、みなで食事をすると言うのも思い出作りとなります。

その際には写真を撮影しておくと、その時間を思い出に残すことができるので、それも良いプレゼントとなります。

古希を迎えられる人、またお祝いをする人、それぞれの状況などによってどのようにお祝いするのが最適なのかは異なってきます。

だからこそ、最も大切なのはお祝いしたいと言う気持ちです。お祝いされる人が恐縮したり、気を使い過ぎてしまわないよう、無理のない範囲で楽しくお祝いすることが求められます。

70歳、古希を迎えた方の古希祝いを考える

古希の祝い方

古希の祝い方

古希とは、数えで70歳を迎えた方の長寿のお祝いをする、節目の年齢です。同じ長寿のお祝いで還暦というものがありますが、その還暦では赤いものを贈る習慣があることで有名です。

ならば、古希祝いの時は何色のものを贈ればよいのでしょうか。古希祝いの色は紫とされています。節目の年がわかるように、紫色の記念品を贈ることは思い出になるでしょう

もしお祝いされる方の色の好みが紫色でない場合は、無理に紫色を使う必要はありませんので、その方の好きな色を中心に選んでも何ら問題ありません。

古希の贈りものの定番としては、普段使い出来るような物が選ばれる傾向があり、必ずこれを贈らなければならないという決まりも一切ありません。

伝統的な慣例であっても、それぞれの生活環境やスタイルに合わせて変化させていいのです。

近年多い古希のお祝い方法

古希に旅行

日本の平均寿命も80歳を超え、現代の70歳というとまだまだ若く元気な方が多いものです。そういうことが背景にありますので、中には長寿を祝ってもらうことさえ、違和感を感じる人もいるかもしれません。

なにはともあれ親族がお祝いを考えるとき、家族の気持ちが伝わることが一番重要になります。出来る範囲で考えればいいのです。

まず、両親のお祝いを考えたときです。一般的には記念品を用意し、旅行や食事会などを合わせて計画する人が多いです。

両親の場合は普段から話すことも多いでしょうし、事前に好みを調べておき、こういうお祝いの時に役立てたいですね。

そして食事会を計画するなら、ご本人の好きな料理を中心に選び、なるべく賑やかに過ごせると良いでしょう。

外食の時は、座敷が落ち着けるものですが、畳に座るのは意外に疲れます。椅子席や座敷に掘りごたつ形式のお店を選ぶと便利です。

古希に豪華客船

このような機会に家族・親族が集まって、時間を共有することも大事です。もし、旅行が好きな方なら、旅先でお祝いするのも素敵なことです。

山や海が近い温泉地でゆっくり過ごすのも、日頃の疲れが癒されますし、会話も弾むことでしょう。

もっとアクティブな方なら、海外旅行や豪華客船の旅などに行ってもいいですよね。堅苦しく考えず、本人の意向を取り入れることも大事です。

もし、完全なるサプライズにしたいなら、普段の行動や言動から、チェックしておきましょう。

古希を含め長寿のお祝いというのは一生の思い出になる特別なお祝いです。これまでの感謝の気持ちと、これからの長寿を願いましょう。

古希祝いとは

古希祝いとは

古希祝いとは

古希とは、70歳のこと。唐の詩人杜甫の詩・曲江「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である) に由来します。還暦は数えの61歳ですが、古希は数えの70歳のこと。お祝いの色昔から高貴な色とされている 紫色ですので、お祝いには紫色の物をプレゼントすると喜ばれるかもしれません。

なぜ、77歳の祝いを「喜寿」と呼ぶようになった理由は「喜」文字にありました。「喜」の字を草書体や 略字にすると漢数字の「七」を3つ合わせた形になります。しかし、いくらなんでも777歳という年齢は ありえませんので、「七」が2つの77歳を古希の次の長寿祝いの歳にしようということになったのです。

「古希」の「古」は、古来の「古」、「希」は「まれ」と読み、めったにはない珍しいことの意。 つまり「古希」とは、「珍しいほどの長生き」ということです。これは、古の中国の詩人・ 杜甫の「曲 江」という漢詩の中の次の一節に基づいています。 古代中国に生きた思想家・ 孔子の言葉を表した「論語」の中に『人、齢(よわい)七十、これ稀(まれ)なり』という記述があります。

江戸時代と古希

日本の一般庶民にまでこの言葉が伝わった理由としては、やはり詩人・杜甫の存在を忘れるわけにはいきません。 とりわけ、世の中が安定していった江戸時代は、人々の間で学問や文芸に対する熱意が高まっていった時期。 論語や漢詩などを読み下せることは、武士だけでなく町人にとっても、教養や「粋(いき)」の証にもなっていきました

そんな時代ですから、ご先祖様の時代から読まれ続けてきた有名な詩人・杜甫のことが知られていないはずがありません。 その漢詩はさまざまな形で多くの人々の目にもふれていきました。かくして古希を祝う習慣は、 杜甫の詩とともに庶民の生活にもすっかり根付いていったのです。

昔は70歳おろか「還暦」の60歳すらもそうとうな長生き。そのため、古代中国では40歳から10年ごとに 長寿を祝っていた時代もあったようです。その習慣が日本にも伝わり、次第に寿命が延びていった後も、 還暦後10年目の70歳を祝う習慣は残りました。但し、実際に「70歳=古希祝い」とされたのは、 室町時代の頃ではないかとされています。

「こき」と調べれば「古稀祝い」とあったり「古希祝い」とあったり。 いったいどちらが正しいのでしょうか?本来、古希は中国の故事「人生七十古来稀也」からきているため、 「稀」の字が正しかったのですが、「稀」が常用漢字ではなかったため、1946年の当用漢字制定の際に 「稀」の代用として同じような意味を持つ「希」の字が使われるようになりました。